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養老保険 [生命保険]

養老保険は、死亡保障と貯蓄性がミックスされた保険です。

定期保険と同様に、満期があります。(例:60歳満期、30年満期etc)

満期がくるまでは、万が一の場合に死亡保険金がおり、

満期がきたら、満期保険金がおります。

例として、特約もなにもついていない保険金の額が1000万円の
単体の養老保険の場合でいえば、

万が一の場合も1000万円、満期がきたら1000万円おりるということです。


しかし、満期の場合は1000万円、万が一の場合はその3倍の3000万円といった

死亡保険金と満期保険金が一致しない養老保険もあります。

これは、1000万円の単体の養老保険に2000万円の定期保険特約が

のっかった『定期保険特約つき養老保険』です。

万が一の場合、3倍おりるから良いかというと、そうともいいきれません。

というのは、定期保険特約2000万円部分の保険料(掛け金)は、

掛け捨てであり、満期に受け取れるお金が、満期まで払った掛け金総額を

大きく下回ってしまうからです。


従って、貯蓄性を何より優先して養老保険に加入しようと思う人は、

一切の特約をはずして、単体の養老保険に加入すべきです。


養老保険の加入を検討する場合、もうひとつ注意すべきことがあります。

養老保険は確かに死亡保障と貯蓄の2つの機能を持った金融商品ですが、

もし、死亡保障と貯蓄両方のニーズを満たしたい場合、果たして養老保険が

一番有利とは言いがたいからです。


例えば、60歳満期の1000万円の養老保険に加入(方法A)すると、

万が一あっても1000万円、60歳になったら1000万円おりるわけですが、

1000万円の定期保険(掛け捨て)への加入と60歳まで銀行や証券会社での積み立て(方法B)を

しても、同じ効果が得られるわけです。


月々の負担額は、方法Aと方法B、どちらが有利でしょうか?

現在のような低金利時代には、保険は不利です。

というのは、保険は加入時の金利で運用されるので、仮に将来的に高金利時代を迎えても、

その恩恵にはあずかれないからです。


養老保険を検討する場合、保障と貯蓄の一挙両得と単純に考えないで、

他の手段とよく比較検討しましょう。


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定期保険 [生命保険]

定期保険は、いわゆる「掛け捨て」の保険です。

保障の期間が定まった保険ということで、「定期」という名前がついています。


この保険の特徴は、安い保険料で、高い保障を買うことができることです。

定期保険を検討する際、最も注意しなければならないのは、

保険の期間です。

10年の定期保険と30年の定期保険では、

同じ保障額でも、月々の保険料は全く違います。

もちろん、10年もののほうが圧倒的に安いわけですが、

ここからが要注意です。


10年ものは安いからというのは、一般的に保険のセールスなら

誰でも知っているわけで、

保険料を安く見せかけるために、定期保険の保障期間を短く

設定したがります。

10年経過したときには、保険は消滅しますが、もう10年延長することもできます。

しかし、恐ろしいことに

延長した場合の保険料は、数倍に跳ね上がります。


こんなことなら、少々高くても、

30年ものの定期保険にしておけばよかった

といっても、後の祭りです。


定期保険を検討する際(終身保険に特約としてついている

定期保険特約も同じことです)には、


必ず保険期間を確認しましょう。





タグ:保険
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終身保険 [生命保険]

まず、生命保険の種類のひとつ、終身保険について、

簡単に紹介してみます。


終身保険は、その名のとおり、保障が一生涯続く保険です。

ときどき勘違いしている人がいますが、

保険料(掛け金)も一生涯払わなければならないかというと、

そうとは限りません。

保障は一生涯でも、保険料は65歳までといった設定が

可能です。

ただ、保険料の払込期間を短くすればするほど、

毎月の保険料は高くなります。

例えば、1000万円の終身保険に加入しようとして、

保険料の払い方を

終身払いにすれば、8000円、

70歳満了にすれば、10000円、

65歳満了にすれば、12000円

60歳満了にすれば、14000円

といった具合です(数字は適当です)。


まあ、これはある意味当然で、例えば1000万円の終身保険に

加入するのに、総額500万円の保険料が必要なのであれば、

支払い期間が長くなればなるほど、

月々の保険料は低くなりますよね。



終身保険の特徴のひとつは、貯蓄性があるということです。

30年くらいかけ続ければ、払った保険料くらいは

解約払戻金が貯まっています。


ただ、注意しなければならないのは、

確かに貯蓄性はありますが、そのお金は解約してはじめて

受け取れるお金だということです。


解約をすれば、その瞬間一生涯の保障はなくなります。

一生涯の保障が欲しくて終身保険に加入したのなら、

終身保険に貯蓄性を求めないことです。


保険商品でもその点を改善された商品が販売されていて、

低解約払戻金タイプの終身保険などはまさに、

貯蓄性を抑えて、その分保険料を安く設定しています。

東京海上日動あんしん生命などが扱っています。

生命保険の種類 [生命保険]

生命保険の種類って、いろいろあって分かりづらいという人は

多いですよね。

実は大きく分けると3種類しかないって言うと、

びっくりする人もいるのでは!?

3種類とは、終身保険、養老保険、定期保険です。

これに、個人年金保険、医療保険を加えて、5種類という人もいます。


「ロングラン」とか「堂々人生」っていうのは、

保険会社がつけたペットネームです。


でも、この名前が前面に出るから、

混乱しちゃうんですよね。


本当に、日本生命だろうが、かんぽ生命だろうが、

個人で入る保険も、法人で入る保険も


ぜ~んぶ、さっきの3種類(5種類)に集約されてしまうんですよ。


ただし、消費者にとって紛らわしいのは、

終身保険や定期保険が、単品で売られることはすくなく、

保険の営業マンが、それらを組み合わせて(セットにして)売っているから、

よくわからなくなっちゃうんです。


おまけに、消費者の悪評が高いのが「特約」

これのせいで、ただでさえよくわからないのが、

さらにわかりにくくなってしまうということで、

あまり評判はよくないですね。



保険は、あまり詳しくなくて自信がないという方は、

保険マンモスに相談されると、親切に教えてもらえます。

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